北朝鮮南西部で12年に大飢饉 1万人が犠牲、「飢えた親が子どもを食べる」事件も

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「軍糧米」「首都米」の名目で農民から穀物を収奪

   飢饉の元々の原因は、台風や大雨といった天候不順だ。それに加えて、軍人や農村幹部らが、軍隊に送る「軍糧米」や平壌に送る「首都米」の名目で強制的に農民から穀物を取り上げてしまうため、穀倉地帯にもかかわらず飢饉が起こった模様だ。

   なお、アジアプレス以外にも、東京新聞、デイリーNK、毎日新聞などが12年に黄海北道や黄海南道で飢饉が起こって餓死者が出たことを指摘している。

   アジアプレスでは、調査内容を報告書にまとめて2013年1月28日に公表。報告書を国連機関や人道支援団体に送って、実態調査や緊急食糧支援を働きかけることにしている。

   報告書の内容は非常にショッキングなだけに、世界各地で報じられている。英高級紙のサンデー・タイムズは1月27日、「飢えた親は子どもを食べ、金正恩は宴会をする」という見出しで飢饉の内容を伝えているほか、韓国各紙も1月28日、サンデー・タイムズの内容を紹介する形で伝えている。

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