民主、日本維新の会、みんなの党など野党各党の幹部は2013年1月27日、政府が人事案を正式に提示する前に報道があった場合に、これを受け付けないとする「事前報道ルール」について、与党の廃止方針を受け入れる考えを示した。
27日のNHK番組「日曜討論」で、民主党の細野豪志幹事長は同ルールについて、「与党時代、本当に苦しんだ。仕返ししても仕方ない」と廃止に賛意を示した。維新の会の松野頼久国会議員団幹事長と、みんなの党の江田憲司幹事長も「見直すべき」と声をそろえた。共産、生活、社民各党からも異論はなかった。
衆議院の佐田玄一郎、参議院の岩城光英両議院運営委員長は24日、国会内で協議し、「事前報道ルール」の撤廃で合意していた。