ワーホリビザに「東大、早慶」クラスが必要 異常に厳しいシンガポールの学歴制限

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「早稲田はよくて一橋はだめとか申し訳ない」

   ただでさえ狭い門戸をさらに狭めてしまった新規定に、ツイッターでは、「早稲田、慶応でギリギリって私みたいな偏差値低い大学卒業生はまず無理じゃん」「厳しすぎ」「露骨過ぎる」と悲鳴が相次いだ。

   ただ、こうした分け方に疑問を呈する人もいる。一般に、世界の大学ランキングの順位には、理系の業績がより反映されやすい傾向がある。理系の学部を持っていないと、日本では先の11校と同等に評価されている大学でも、対象から漏れてしまうからだ。

「こういうランキングって多分理系重視なんよな。一橋とか東京外大が入ってない。てか神戸もないんか」
「理系のせいだと思うけど、早稲田はよくて一橋はだめとか申し訳なくなる」

   シンガポールへの留学を斡旋する「シンガポール留学支援センター」のブログでは、今回の変更の背景について、

「一連の外国人に対する就労パス厳格化の一環であるのは間違いありません。就労パスの厳格化に始まり、就職活動ビザの廃止、トレーニングビザの期間短縮に続いての措置です」

との見方を示した。ワーホリビザにここまで厳しく、一律の学歴制限がしかれたのには、シンガポール国民の外国人増加への反発をかわす狙いがあるという。

「ワーホリビザの発給数は以前も今も僅か2000名(常時)、530万人の人口に占める割合は微々たるものです」「『世間に影響が少ないワーホリビザだからこそ、ここまで厳しく出来た』というのが実際のところでしょう」

と説明している。

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