2013年1月24日から東京ドームシティホール(東京・文京区)でスタートした、ファンからの投票で選ばれた曲をランキング形式で披露する4日間のイベント「AKB48 リクエストアワー セットリストベスト100 2013」に対し、プロデューサーの秋元康氏(54)がおかんむりのようだ。
「開いた口が塞がらない」「中途半端だった」など散々な言いようで、ファンは怒っているかと思いきや、秋元氏を絶賛する声が大勢だ。
大島、たかみならのダンスにも「ショボかった」
「リクエストアワー」初日の1月24日は、大島優子さん、高橋みなみさん、篠田麻里子さん、柏木由紀さん、板野友美さんによる映像とダンスのコラボレーションという豪華な前座で幕を開けた。曲の合間には電流が流れるペンやヒモを切ると大量の発泡スチロールの玉が落ちてくるというお笑い番組のような企画や、体に万歩計を付けてメンバーにカウントを競わせる企画、お笑いコンビ「COWCOW」と大家志津香さんのコラボ、市川美織さんが「花やしき」の絶叫アトラクションに挑戦する生中継のVTRなど、内容だけ見れば盛り沢山だった。
しかし秋元氏は25日、Google+で「今日のリクエストアワーで流す告知映像が届いた。最低のクオリティーだ。開いた口が塞がらない」と、当日流す予定の映像に対し辛らつなダメ出しをした。
前日の内容についても、
「昨日のMCコーナーも中途半端だったなあ」
「両手両足に万歩計をつけて、制限時間の中で、手足をバタバタさせながら一番カウントを稼いだメンバーの勝ちって、いつの時代の企画だろうか?(あれ、今日もやるのかなあ)」
「オープニングの映像とダンスのシンクロもショボかったなあ」
「市川美織の中継も意味がわからなかったなあ。市川は頑張っていたけど、リクエストアワーとどんな関係があるんだ?あれじゃ、市川が可哀想だ」
「AKB48の楽曲の総選挙なんだから、楽曲をきちんと観せることが一番大切だ。衣装替えの時間を稼ぎたいんだろうけど、つまらないバラエティー企画をやるくらいなら、メンバーのぐだぐだトークの方がいい」
など手厳しく批判し、最後には「業務連絡。あの告知映像は何とかしろよ。失笑を買うぞ」とスタッフに釘をさした。