エアコンや冷蔵庫など白物家電の2012年の国内出荷額は、前年に比べて0.4%減の2兆1943億円だったと、日本電機工業会(JEMA)が2013年1月24日に発表した。
出荷額が大きい主力製品のルームエアコンや電気冷蔵庫、電気洗濯機はいずれも前年を上回ったが、ホットプレートやIHクッキングヒーター、電気ストーブ、空気清浄機などの出荷額が減少し、わずかに前年を下回った。マイナスは2年連続。
ただ、薄型テレビなどデジタル家電の国内出荷額を、10年ぶりに上回った。電子情報技術産業協会(JEITA)によると、2012年のデジタル家電の国内出荷額は前年比43%減の1兆6054億円だった。