トヨタの「カムリ」が韓国のカー・オブ・ザ・イヤー受賞 「米韓FTA」が大きく影響していた

富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

米韓FTAで関税が半分になって「値下げ」販売できた

   米韓FTAは12年3月15日に発効し、乗用車はこれまで8%の関税が4%に軽減され、4年後にはこれがゼロになる。韓国市場のニーズを研究し乗用車を投入、FTAを使った結果、12年の韓国でのトヨタ車販売台数は1万5700台となり、前年比で74%増と大きく伸びた。12年1月に発売した新型「カムリ」は年間6000台を目標としていたが、目標を20%から30%上回る結果を残している。

   韓国トヨタの中林尚夫社長は今回の受賞についてメディアのインタビューに

「国の枠を越え、日本と韓国とアメリカのチームワークが生んだ結果だと思う」

と答えている。トヨタの韓国での快進撃はこれからも続きそうだ。

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