長野県の須坂市は2013年1月21日、市の公式ホームページ(HP)が改ざんされ、一時的に閲覧できなくなっていたと発表した。
現在は閲覧できるが、内容を更新できない状態が続いている。HP更新に必要なIDとパスワードが何らかの方法で盗まれ、海外のサーバーから不正アクセスを受けたと見られる。
被害があったのは18日で、アクセスすると、「hacked by cnser from china」などと英文で書かれた文章が記された画面が一時的に表示された。
管理会社が確認したところによると、中国とベトナムにあるサーバーを経由して攻撃を受けていた。11日に外部から不審なプログラムが送り込まれていたという。管理に使っていたサーバーは18日夜に予備機に切り替えた。
HP更新に必要なIDとパスワードは、市職員だけが知っており、外部に流出した経緯は不明。現在は不正アクセスを防ぐため、IDとパスワードを入力しても更新できない状態にしている。