試験抜け出した受験生が予備校関係者に問題渡す 「これは事件にならないのか」との疑問も

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試験中の問題冊子の持ち出しは禁じられている

   試験が行われた活水女子大に話を聞いてみたところ、初めは事件性があると思い県警に連絡したが、受験要領で試験中の問題冊子の持ち出しは禁じられているものの、県警の調べでは問題が外部に流出した可能性はなく、事件性は低いという判断だったため、この女性を失格にして、それ以外は不問に付す事になったという。

   また、試験会場の入り口付近に予備校関係者がいるのはよくあることで、のぼり旗などを持って試験が終了するまで応援していたりする。また、今回の2科目と1科目のそれぞれの受験生は別の通路を通るようにするなど接触できないようにしていた。さらに、問題用紙が持ち出された時間は、既に1科目試験の受験生は会場に入っているため、問題が漏れるということは考えられなかった。

「全ては監督業務を怠った大学側に責任があり、二度とこんな重大なミスを犯さないように取り組みを強化していきたい」

などと平謝り状態だった。

   ただしネットでは、この女性受験生と予備校の今回の言い訳があまりにも不自然なものが多すぎる、などと疑問が噴出している。問題用紙を女性から受け取った際に、なぜ直ぐに返却しなかった、といったものだ。

「バイトで試験会場に送り込まれたとしか考えられない」

といった見方もある。この予備校がどこなのかは、会見では一切語られなかったが、ネットでは予備校割り出しの動きも出ている。

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