大島優子に「児童ポルノの過去」と文春報道 そんなにヤバいDVDなのか

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弁護士の見解は「児童ポルノとは全く言えない」

   周知の事実とはいえ、大島さんが出演していた作品が過激な内容だったとしたら、過去のことだとしても問題になるだろう。

   大島さんの出演作「Growing up!」の発売元である心交社は、当時17歳の女子高校生に非常に小さい水着を着用させ、局部の形状が透けて見えるなどしたとして、07年10月に児童ポルノ禁止法違反の疑いでチーフプロデューサーが逮捕された(翌月に児童福祉法違反罪で起訴)。「adlescence」の発売元・笠倉出版社も03年、当時17歳の女子高校生にわいせつな行為をさせ、女性向けアダルト雑誌に掲載したとして児童ポルノ禁止法違反などの疑いで書類送検されている。

   大島さんの出演作は問題になりそうな内容なのか、実際に見て確かめた。

   まず「Growing up!」だが、水着シーンは多いがいずれも露出度は少なく、文春の記事にあった「体操服で股にロープを…」というシーンも、ロープに球体がつるされている遊具のようなものに乗って遊んでいるという程度のものだった。

   「adlescence」では前作より露出は高くなっており、胸や尻、下半身を多少目立たせるような演出も見受けられる。ただ、普通の服を着ているシーンではカメラマンとの追いかけっこやシャボン玉、水鉄砲を使って遊んでいたり、インタビューシーンでは芸能の仕事への熱意を語っていたりと、性的なものよりは無邪気なかわいさを伝えるような作りになっていると感じた。

   性的嗜好は人それぞれなので一概に言えないが、どちらの作品もセクシーというよりはかわいく明るい少女の魅力をおさめている、という印象を受ける。性器が透けて見えたり、性的な行為を連想させたりということがないため、きわどい映像とは判断しにくい。

   児童ポルノ禁止法第2条第3項では「児童ポルノ」の定義が示されているが、大島さんの出演作はこの中の「衣服の全部又は一部を着けない児童の姿態であって性欲を興奮させ又は刺激するもの」にあたるかどうかが争点になりそうだ。

   児童ポルノ問題に詳しい奥村徹弁護士に電話で話を聞いたところ、「Growing up!」の内容は確認したが、ただ水着で遊んでいるだけなので児童ポルノに当たるとは全く考えられない、との見解だった。その後奥村弁護士はツイッターでも、「普通の水着を普通に着ているので、全然児童ポルノに該当しない」と投稿し、文春の記事について「無理から延焼させる意図が見え見え」としている。

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