下村博文文部科学相は2013年1月15日の閣議後会見で、公立小中高校で土曜日にも授業を行う「学校週6日制」について、「実現するために何が課題か省内で整理している。世論の理解はあると思う」と述べ、導入に向けた検討を開始したことを明らかにした。
土曜授業の復活で授業時間を確保し、子供の学力向上につなげる狙いがある。
週6日制の導入は、12年の衆院選で自民党の政権公約に掲げられていた。安倍政権が近く官邸に設置する「教育再生実行会議」での検討課題にはされない方針だが、下村文科相は「方向性については検討し直す内容ではない」とした。