銀行ATM「反応しない」は原因違う?
また、タッチパネル式を導入している銀行等のATMについても、「反応しにくくて何度も押さなければならなく、困る」といった内容の投稿が、インターネットのQ&Aサイトに、冬場になると毎年のように投稿されている。
国内一のATMシェアを持つ日立オムロンは、冬場に押し間違いや認識されないことがある原因について、「冬場は長い袖のコートを着ていたり、持ち物が多かったりするためだと思います」話した。最近のATMのほとんどは、タッチパネルに、「光学式」を採用している。画面表面付近の赤外線を指でさえぎることによって位置を検出するもので、「静電容量式」の場合と異なり、指先の乾燥は基本的には関係がない。ただし、袖が触れたり、荷物を画面においたりして赤外線をさえぎってしまうと、指での操作に反応しなくなる可能性があるという。
ただ、昔のATMではスマホと同じ静電容量式のタッチパネルを利用していたため、古いものならば、指先の乾燥が原因で反応しないということも考えられるそうだ。