石田さん本人は筋金入りの「ニコ厨」
これを見たAKBファンは、石田さんあてに「いろいろ言われてるけど、気にしないで、思う存分ミクちゃんを演じてね」「正直批判してる人もいるけどそれよりも楽しみにしてる人や応援してる人のほうが絶対多いから!」「自信持って!いっぱい応援してくれてる人いるんだから安心して」など、負けじとエールを送った。また、石田さんを中傷する初音ファンと見られるユーザーに対しては「別にAKBが決めたことじゃないだろ、文句があるなら直接事務所に電話したらどうです?????」「お前にAKBとそのメンバーを叩く資格は無い」「逆に誰なら良いんですかね」などと応戦している。
初音ファンとAKBファンの争いはこれが初めてではない。11年11月、AKB48をテーマにした漫画「AKB49―恋愛禁止条例―」で、初音ミクと初音ファンをバカにするような描写があったとして、2ちゃんねるで「ニコ厨(編注:ニコニコ動画愛好者)ブチギレ」などというスレッドが複数立つ「祭り」となったことがあった。初音ファンとAKBファンは「犬猿の仲」といえる。
当の石田さんはというと、もともとニコニコ動画が好きで、雑誌「EX大衆」11年3月号に掲載されたニコニコ動画に関する特集に抜てきされるほどだ。初音ファンでもあり、初音ミクを演じるにあたっての心境を「原作が大好きなので関われることがとてもうれしいです!」とツイートしている。ミュージカルの制作発表会では「『千本桜』は大好きな曲で、カラオケで歌ったよとか、いろんなところでたくさん言ったのが実った気がする」とも語った。