超長期国債の利回りが上昇(価格は下落)した。2013年1月8日の債券市場は、償還までの期間が20年の、新発20年もの国債の利回りが一時、前日比0.005%高い1.800%と、11年4月4日以来約9か月ぶりの高水準をつけた。
新発30年もの国債の利回りも前日比0.010%上昇の2.010%と、2011年9月2日以来、約1年4か月ぶりの水準まで上昇した。
大型の補正予算編成に伴う国債の増発懸念から、財政規律への不安を反映しやすい償還期間が長い国債への売り圧力が高まった。ただ、日本銀行が資産買い入れ基金を通じて買い入れている2年もの国債などの利回りは低く抑えられている。