動物園の年末年始休園に「どないなっとんねん!」 橋下市長が「休日のあり方『見直し』」宣言

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年末年始が休みなのは公園条例が根拠

   ただし、天王寺動物園が民間と事情が違うのは、供用日(営業日)が条例で決まっていることだ。大阪市の公園条例では、

「1月2日から12月28日まで(月曜日(その日が休日に当たるときはその翌日)を除く。)」

とあり、年末年始が休園日なのは、これが根拠だ。

   近く立ち上がる「大阪版規制改革会議」で、この公園条例は真っ先に見直しの対象になるとみられる。橋下市長は市役所や関連施設の業務についても

「サービス業という視点で、休日がどうあるべきか見直す」

と明言。あらゆる施設の営業時間が変更になる可能性が出てきた。

   実際、1月5日には、ツイッター利用者の

「一番勉強したい日曜日に大学図書館が開いてないのは辛いです!もっと勉強させてください!」

という声に対して、橋下市長は

「大学の図書館って世界標準だと24時間化でしょ。至急対応検討指示します」

と応じており、1月8日夜には、

「ツイッターでご指摘頂いた、大阪市立大学の図書館開館時間の件ですが、本年4月1日より開館時間を延長します。土曜日は19時まで延長。日曜日はこれまで休館でしたが、10時から17時まで開館します。利用状況を見て、さらにサービス向上に努めます」

と、開館時間の延長を発表している。

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