ボストンでJALの787型機から発火 電気系統でトラブル相次ぐ

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12年12月だけで電気系統トラブル3件

   従来の旅客機では、操縦系統の大半は油圧や圧縮空気が利用されているが、787では、これらを電気で操作するのが特徴。だが、12年12月には、電気系統に関連するトラブルが多発している。12月4日には、ヒューストン発ニュージャージ州のニューアーク行きのユナイテッド航空機が発電装置の故障でニューオリンズに緊急着陸しているし、12月17日には、同社の別の787が電気系統のトラブルを起こしている。カタール航空の787でも発電装置に問題が見つかり、修理のために一時期運用から外れていた。

   日本の国土交通省は787を運航しているJALと全日空(ANA)にバッテリー点検を指示。両社では点検を進めている。

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