社会学者の宮台真司氏(53)が、AKB48のファンに「宣戦布告」した。
AKBファンには「処女厨(ちゅう)」が多いとして、「クソ」「馬鹿」「頭が悪すぎ」とののしった。「正論だ」と言っているファンもいるが、「よく知りもせずに…」「馬鹿すぎ」といった宮台氏を批判する意見が大勢だ。
「処女厨がのさばる社会は終わりだな(笑)」
宮台氏は、ノマドワーカーの安藤美冬氏が現代ビジネスに連載している「21世紀の歩きかた」に、対談ゲストとして登場した。
2013年1月6日掲載の最終回で、宮台氏は「ノマド」の生き方として「たくさんのことを経験し、何もかも相対化できるように思えた段階で、なおかつ生きることへの絶対的意欲を持つこと者だけが人を感染させる」(原文ママ)とした上で、「2ちゃんに棲息する『処女厨』みたいな存在はクソです。ネットを見る限り、AKB48のファン層に目立ちますね」と発言した。
その後も「女の子が処女じゃないと気が済まない馬鹿」「感受性の問題じゃなく、単に頭が悪すぎるんです。『処女厨』って、結局は価値が減るものしか相手にできない。それでは何も味わい尽くせない」「憧れの女が処女じゃなくなったら終わるのか?頭が悪すぎる。感性も鈍いと思うけど、それ以前にマトモに頭が働くかどうかの問題。そういう阿呆がのさばるのを見ると、この社会も終わりだなとつくづく思います(笑)」とかなり厳しく「処女厨」を批判した。
「処女厨」とは、アニメのキャラクターや声優、アイドルに対し度を超えた「処女信仰」をしている人を指す。過去の恋愛などが発覚し、処女でないことが推測されると、一気にアンチとなったり、本人やファンを攻撃したりと、ファンの中でも過激な存在だ。