ソーシャルゲーム大手のグリーは2013年1月7日、未成年の利用者に対して、利用上限額を超えた金額を誤って課金していたと発表した。グリーでは、月間の利用額の上限が15歳以下は5000円、16~19歳は1万円に決まっているが、クレジットカードで支払った場合、実際にはそれ以上の金額が課金されていた。グリーでは、システムの設定ミスが原因だと説明している。影響を受けたのは、12年4月26日から9月7日にかけて利用した延べ733人で、過大請求の総額は約2811万円。問題は12年9月には発覚していたが、これまで公表してこなかった。外部からの指摘を受け、問題の公表と過大請求していた分の返金を決めた。