東京都は2013年1月4日、東京プリンスホテル(港区)のレストラン「ポルト」で食事をした76人が食中毒を発症したと発表した。
都によると、昨年12月12日から13日にかけてレストランでビュッフェ料理を食べた男性33人、女性43人が下痢やおう吐などの症状を訴えた。うち26人と、調理師ら従業員19人からはノロウイルスも検出された。これを受け、東京プリスホテルでは同店の営業を12月19日から自粛。港区は1月4日から3日間の営業処分を下した。
都は同日、江東区の仕出し店「人形町今半フーズプラント白河センター」で12月18日製造の「折詰すき焼き弁当」を食べた35人も食中毒を発症し、一部患者の便からはノロウイルスを検出したと発表した。江東区は1月4日から同店を3日間の営業停止処分にしている。