「鉛筆一つを送料無料で買えたほうがおかしかった」
アマゾンの全品通常配送料無料サービスは2011年11月に開始された。これまで、国内のネット通販各社はアマゾンに追随する格好で、配送料無料を導入してきた。ファッション通販のZOZOTOWNでは12年10月、「送料が高い」というユーザーのツイートに社長が「ただで商品が届くと思うんじゃねえよ」などと「逆切れ」して炎上、その直後に全品配送料無料化を発表した。また、国内最大手の楽天も、13年1月4日、J-CASTニュースに対して、物流の強化に関連して、なんらかのかたちでの配送料無料化を検討していると話した。
こうしたアマゾンが自らつくりだした流れに、逆行しているともいえそうな今回の「あわせ買いプログラム」。意外にも、ネットユーザーには「そのほうが普通と思う」などとすんなり受け入れている人が多い。
「全部無料は流石に無理があるだろうと思ってた」
「むしろいいことなんじゃねーの。鉛筆一つを送料無料で買えたほうがおかしかったんだって」
「運送会社ではここからの膨大な荷物で溢れかえってるとの事もあるらしいので、致し方無いかも... 」
ただ、「送料を別途支払えば単品で買えるかたちにしてほしい」「プライム会員もダメなのか」といった不満の声もないわけではない。