日本初の女性首相は誰?J-CASTニュースアンケート  結果「1位」は小池百合子氏だったが…

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   3年3か月ぶりに行われた衆院選は民主惨敗、自民復権により安倍晋三政権が誕生して幕を閉じた。2013年は、さらなる政治の大変革が起きるだろうか。J-CASTニュースでは読者を対象に、「日本初の女性首相になるのは、誰だと思いますか?」との質問を投げかけたところ、「当面誕生しない」が5割近くを占めた。

   世界では女性が首相、大統領に就任する例はもう珍しくない。主に1980年代に活躍した英国サッチャー首相をはじめ、近年でもドイツのメルケル首相の名が浮かぶ。アジアではフィリピン、インドネシア、タイで女性元首が誕生しており、隣国の韓国でも2012年12月、朴槿恵氏が同国初の女性大統領に選ばれた。

かつて自民総裁選にも出馬した小池氏、今回は閣外

   日本ではこれまで、女性首相が選ばれた例はない。1989年の参院選で、「マドンナ旋風」に乗り大勝した日本社会党の土井たか子委員長(当時)が、参院で首班指名を受けたが、衆院の優越により首相にはなれなかった。その後も、話題に上る女性議員が「初の女性首相か」と期待されることはあっても実現には至っていない。

   J-CASTニュースの「初の女性首相は誰か」を問うアンケートは2013年1月1日14時現在、投票数が1万票を超えた。最も多かったのは「当面、女性首相は誕生しない」で、全体の44.2%と圧倒的な数を占めた。まだまだ実現への道のりは遠いとみている読者が多いようだ。

   全体の19%と「実質1位」に選ばれたのは、自民党の小池百合子氏だ。自民党が下野してから伸ばし続けていた髪の毛を、政権奪還により公開で「断髪」するなど世間の注目を集めるための「パフォーマンス力」は健在だ。2007年の第1次安倍内閣で防衛相を務め、2008年の自民党総裁選に立候補するも敗れた。それでも2010年には党総務会長に女性で初めて就任している。ただ、今回の政権では閣僚とならず、党3役にも選ばれずに広報本部長という役職にとどまっている。

   小池氏に続いたのは、全体得票数の10.9%を集めた小渕優子氏。故・小渕恵三元首相の娘で、30代の若さながら2008年の麻生太郎内閣で少子化担当相を務めるなど「エリートコース」を歩んでいる。安倍新内閣でも財務副大臣のポストを任された。

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