コンピューターウイルスに感染させたパソコン(PC)を遠隔操作して犯行予告の書き込みを行い、4人が誤認逮捕された事件の「真犯人」を名乗る人物が、2013年1月1日に都内の弁護士やメディア各社に「新しいゲームのご案内ですよ」などと書かれたメールが送られていたことが分かった。
弁護士の落合洋司氏はブログで、受信したメールの全文を公開。表題は「謹賀新年」とあり、本文には「添付のパズルを解くと、先着1名様限定でiesysと付属ツールのソースコード一式、私からの長文のメッセージ(これまで頂いたメールへの解答などFAQ形式)が自動的に入手できる仕掛けになっています」と書かれている。「iesys」とは、遠隔操作のウイルスを指すとみられる。落合氏には1日0時18分に送信され、合計25か所に送られたという。