2012年12月29日朝、東京のモノレール・ゆりかもめが車両故障で一時ストップし、１時間あまりのあいだダイヤが乱れた。現在は復旧している。
頭を抱えたのは、この日から始まる「コミケ」を目指していたゆりかもめ利用者たちだ。ツイッターは朝早くから「悲報」「会場につけるのかしら」といった発言で溢れかえった。
国際展示場行き公共交通機関は一つでも欠けてしまうと…
日本最大の同人誌販売会コミックマーケット83（コミケ）が2012年12月29日、東京・有明のビッグサイト（国際展示場）で開幕した。
会場前には、貴重な同人誌を求めて「徹夜組」と呼ばれる人々が前日から列をなし、早朝には「始発組」が続々と結集していた。そんな中、朝7時頃、ツイッターに「ゆりかもめ死んどる…」「ゆりかもめがストップしてる」などと相次いで書き込まれた。
ゆりかもめの運行会社によると、国際展示上正門駅で6時55分頃、新橋方面に向かっていた車両に故障が発生した。その影響で、8時15分頃までダイヤが乱れていたそうだ。ただ、ネットでうわさされていた全線運転見合わせなどはなかったという。
東京ビッグサイトにアクセスできる公共交通機関は少なく、コミケに向かうのにもっともよく利用されるのは「ゆりかもめ」。今回も、コミケに合わせて臨時ダイヤを組んでいた。
そのため、こんなツイートも人気を博した。
「りんかい線『ゆりかもめがやられたようだな…(あわわ…）』バス『奴は四天王の中でも有数の実力者…(オロオロ…)』水上バス『われら国際展示場行き公共交通機関は一つでも欠けてしまうと…(わたわた…)』」