ネット炎上!でテレビ自粛の流れ
母:ところで、逆に評判を落とした芸能人も多かったわね。
兄:何と言っても次長課長の河本準一だよね。生活保護の疑惑。
妹:ネットでめちゃくちゃ叩かれた。テレビでもしばらく姿を見なくなっちゃった。
父:もともとは週刊誌報道がきっかけじゃなかったっけ?
兄:そうなんだ。「女性セブン」が2012年4月に匿名で生活保護の受給疑惑を報じた。それがネットで実名拡散、自民党の片山さつき参院議員らもツイッターなどで取り上げた。5月に入ると、週刊文春なども書いて、所属事務所のよしもとクリエイティブ・エージェンシーは対応に追われた。
妹:河本自身が騒動の最中に、「人の嫌なことを生きがいにしてる人達がどうか無くなりますように」とか発信して、火に油を注いだって気がする。
母:出演自粛といえば、ロンブーの淳もなかったっけ?
兄:原宿でネット動画を生配信して、警官とトラブルを起こしたんだよ。路上撮影を注意する警官にしつこく食ってかかる姿が批判を集めた。謝罪どころか、ネタにするようなツイートを連発して炎上。最終的には本人が謝罪、テレビ出演も一時自粛することになった。
父:ネットで騒ぎになると、やっかいだね。
兄:テレビでは、信者みたいなファンに支えられているわけだけど、ネットではアンチがわっと来るからね。あらためて「天狗になってた」「裸の王様だった」と気づくのかも。
母:それにしても、よしもとは去年、島田紳助さんの問題でダメージを受けたけど、今年は河本。大変だわ。
父:吉本興業の大株主は、大手のテレビ局だからね。トラブルを起こされると、テレビ局も頭が痛いだろうね。
母:年末には、詐欺容疑で摘発されたオークションサイトを、タレントがブログで宣伝していたことが問題になったわね。ワイドショーで見てビックリしたわ。
妹:ほしのあきをきっかけに熊田曜子、小森純、ピースの綾部とか次々に名前が出てたね。
母:ファンが見にくるブログで、お金もらって宣伝する仕事があるなんて知らなかったわ。
兄:ネットでは早くから、関与した疑いのあるタレントリストが出回っていた。あれがなければどうなっていたことか。
母:彼女たちもしばらく自粛せざるをえないかもね。