「落選させたかった議員」J-CASTアンケート トップ菅氏、2位小沢氏、上位は民主がらみ

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週刊ポストも「落選させたい政治家一覧」

   さらに、福島第1原発事故への対応をめぐり、当時首相だった菅氏に対しては、今も根強い批判がある。

   小沢氏に対しても、かねてから「金権」ぶりに批判が強いうえ、震災対応の鈍さも問題になった。また、公示直前、小沢氏の意向で「元小沢ガールズ」福田衣里子氏の比例名簿順位(未来の党)が、「単独2位」から「落選必至の最下位14位」へ冷遇されたと報じられ、小沢氏の「闇将軍」ぶりを改めて印象付けたこともマイナス要因になった可能性がある。

   3位の辻元氏は、かつて所属していた社民党を離党し、無所属を経て民主党に入った。今回は比例で復活当選した。過去には社民党の福島瑞穂党首が、民主党入りを控えた辻元氏に対し「理念より権力に近寄る方を選択した」と批判したことがあり、こうした悪印象が今も残っているのかもしれない。

   衆院選前には、「落選させたい政治家一覧」「こいつらが日本の元凶だ!」と、週刊ポスト(9月21・28日合併号)が報じていた。「原発」などのテーマごとに「民意と逆行する政策を進めた政治家」を同誌がランク付けしたものだ。

   取り挙げたテーマは5個で、5位以上の政治家を一覧表にしている。各テーマごとの「落選させたい1位」を紹介すると(敬称略)、「原発」枝野幸男、「増税」岡田克也、「年金&子ども手当」長妻昭、「公務員改革」仙谷由人、「領土」前原誠司。いずれも民主党の当時の閣僚や閣僚経験者らの名前が並んだ。

   「野党」の顔ぶれをみると、「増税分野で2位」谷垣禎一、「領土で2位」安倍晋三、「領土で3位」石破茂らが登場していた。


<メモ:J-CAST 衆院選1クリック「実は落選させたかった政治家は誰ですか?」>

   15項目の選択肢(敬称略)は、青木愛、安倍晋三、石破茂、石原慎太郎、石原伸晃、枝野幸男、太田昭宏、小沢一郎、菅直人、小泉進次郞、辻元清美、野田佳彦、原口一博、東国原英夫、その他。

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