フィギュアスケートの全日本選手権男子シングルのフリープログラムの演技が2012年12月22日、札幌市でおこなわれ、羽生結弦(18)が初優勝を決めた。
前日のショートの1位を守りきった。 4回転トゥループと4回転サルコウを降り、後半のコンビネーションジャンプを難なく決めた。フリーの点数は95.32点で、スケートアメリカで記録した歴代最高得点を上回った。
高橋大輔(26)も2回の4回転ジャンプを決めたが、前日のショートでミスの目立った分の挽回はならなかった。3位は無良祟人。上位2人は2013年3月にカナダ・ロンドンでおこなわれる世界選手権への派遣を確実にした。
一方、女子はショートプログラムが終了した段階で、鈴木明子(27)が首位。浅田真央(21)は3回転ループが1回転になるミスが点数に響いたものの、2位につけた。女子フリーの演技は23日夕からおこなわれる。