ボコボコにされた未来・嘉田代表 党代表辞任?焦点は後任人事か

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社民党政審会長だった阿部知子氏が「要職」に?

   12日26日には特別国会が開かれる。仮に代表が交代するとなると、わずか数日で新体制の発足を迫られることになる。

   新たな「顔」は、国会議員の中から選ばれるとみられるが、未来の党は61議席あった議席を衆院選で9議席に減らしている。飯田哲也代表代行も落選したひとりだ。当選した9人のうち、小選挙区で当選を果たしたのは、小沢一郎氏(岩手4区)と亀井静香氏(広島6区)のみで、残る7人はいずれも比例復活だ。

   参院議員は8人所属しており、森裕子参院議員が副代表を務めている。

   すでに、「新人事」に向けた動きは進んでいるようだ。嘉田氏は12月20日に京都市内で小沢一郎氏と会談しているが、共同通信によると、その中で嘉田氏は阿部知子氏の「要職」起用を打診したとされる。飯田氏の代表代行続投も検討されているというが、飯田氏の指示で告示日に比例名簿の順位を入れ替えて混乱を招いたことから、旧「国民の生活が第一」系の議員からの反発も予想される。

   阿部氏は衆院選では南関東ブロックから比例復活。社民党では政審会長を務めたこともあり、社民党の中では比較的現実的な路線を打ち出していたことで知られている。理念先行型の福島瑞穂党首との対立が激化し、12年11月に社民党を離党していた。

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