地域を自動判別する「エリアターゲティング」技術を活用
自民党の広報担当者によると、選挙期間中のアクセスの分析はこれからだとしながらも、(1)政権公約(2)候補者のプロフィール(3)憲法の改正草案(4)幹部の演説スケジュールの4つへのアクセスが比較的多かったという。また、他党との差別化要因については、「他党と比べて作っている訳ではない」とコメントを避けたが、「特に力を入れた点」として、(1)公約を見やすく、分かりやすくした(2)地域を自動的に判別して、地元の候補者のプロフィールを自動的に表示する「エリアターゲティング」の技術を導入した(3)iPhone(アイフォーン)などに対応したPassbook(パスブック)で政権公約を見られる対応した、といった点を挙げた。レイアウトを見やすくなったり、目的のページにたどり着くまでの必要クリック数を減らすなど、利用者の利便性を向上させる試みが、アクセス数の向上につながった模様だ。