トヨタ自動車の2013年の世界生産計画（ダイハツ工業や日野自動車を含む）が、約990万台となる見通しとなった。12年12月19日、日本経済新聞などが報じた。規模としては過去最高だった12年計画（989万台）に匹敵。世界初となる1000万台への布石とする。
国内需要はエコカー補助金終了による反動減が避けられないが、北米と東南アジアは好調で、引き続き力を入れる。
トヨタ･レクサスブランドとしては、海外が約560万台で12年計画（526万台）から6％強増える一方、国内は約310万台と12年計画の346万台に比べて約１割減る。
トヨタは11年に米ゼネラル・モーターズ（GM）などに抜かれ、世界販売台数が3位にとどまったが、12年は2年ぶりの首位に返り咲く見通し。