日経新聞の2012年12月19日付朝刊によると、2012年は海外に出かける人数が過去最高となる見通しだ。
日本政府観光局(JNTO)の推計では、今年1月から10月にかけて、海外に出かけた日本人は1532万4000人と、前年同期に比べて11.3%と大幅に増えた。
ただ、領土問題の影響で、中国・韓国方面への旅行者が減少し、旅行者全体で前年同月比のそれぞれ9月は0.7%、10月は3.0%落ち込んだ。
11、12月の合計出国者数は295万人だった11年並みか、微減の見通しで、年間では初めて1800万人を超えて「1850万人に達する」との見方が有力。これまで最高だった00年の1781万人を大きく上回るという。