パナソニックは、2012度末までにプラズマパネルの研究・開発を打ち切る方針を固めた。12月18日、朝日新聞などが報じた。「次世代」パネルとして有力視される有機ELパネルなど将来の市場拡大が期待される製品の開発に力を注いでいく。パナソニックは、「研究・開発についてはしぼり込んでいく」という。
有機ELパネルについては、2013年中の量産技術の確立を目指し、ソニーとの共同開発を加速する。
ただ、パナソニックは「(プラズマパネルの年度内打ち切りは)当社から公表したものではなく、テレビ用、非テレビ用ともに、今後も高付加価値製品を中心とした事業展開に取り組んでいく」と話している。