仕事が激減した障害者施設を販路拡大で支援【岩手・盛岡発】

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震災の影響で仕事が激減した施設

   AARは、東日本大震災で被災した障害者・高齢者施設の修繕や整備をし、これまで約60施設の活動再開を支援してきました。障害者施設では、障害があるために企業などでの就労が困難な方々が働いたり、就労訓練を受けたりしています。仕事の内容は、加工食品や工芸品などの製造・販売、飲食店の運営、企業から委託を受けた袋詰等の軽作業など、施設によってさまざまです。利用者はそれぞれの適性に応じて作業を行い、工賃を得ています。しかし、震災で商品の販売先や作業の発注元企業が被災してしまい、仕事が激減しました。活動を再開できる状況が整っても利用者の仕事がなかったり、仕事が少ないために小額の工賃しか支払われていない状態が続いている施設が少なくありません。AARは2011年秋より、仕事の確保や商品の販路拡大といった支援も行っています。

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