3.11予報できず「顔をあげて人前に出られなかった」
今回長らく続いている電波の異変では受信強度が変化し始め、最大になり、静穏化し、また最大になるという周期を繰り返しているという。現在その異変が「第4ステージ」を迎えており、串田氏は地震発生日を12月29日前後と導き出した。しかしその頃に再び受信強度が変化すれば、地震は先延ばしになる。それで「早ければ」12月29日に、という予測になっているのだ。
串田氏は11年3月11日の東北地震を予報できなかった。これは今も起こっている長期間の異変と東北地震の前兆の異変を混同してしまったためといい、著書で「取り返しがつかない人生最大の失敗」「しばらく顔をあげて人前に出ることもできなかった」と振り返っている。
しかしそれ以降の大きな余震において、串田氏の予報は6回的中している、という。例えば4月7日に発生したマグニチュード7.2の宮城県沖の地震では、4月6日前後、マグニチュード7.0前後、宮城県沖~岩手県沖が震央域。4月21日に発生したマグニチュード6.0の千葉県東方沖の地震では、4月21日前後、マグニチュード5.9前後、千葉県沖~茨城県沖が震央域と予報しており、ほぼパーフェクトと言える。
もし今回の予測が当たった場合、琵琶湖近くには敦賀原発や大飯原発、高速増殖炉もんじゅなど5か所の原子力発電所があり、万が一が心配だ。帰省ラッシュと重なれば交通事故なども予想できる。
インターネット上では、「バリ怖いやん もぉ時間ないやん」「そんなん起こったら、家崩壊してしまう」「大飯だけじゃなくて福井の原発銀座もやばそうで怖くなった…」など、「不安だ」という書き込みが多く見られる。
一方「なんで大地震の起きる日付が判るんだよww?未来人かよww」「3.11を予測できなかった時点で俺はこの人を信じてない」とはなから信じていない人もいる。