冬のボーナスで買いたいデジタル家電で、タブレット端末や電子書籍端末の購入意欲が高まっていることが調査会社のMM総研の調べでわかった。同社が2012年12月11日にまとめた「冬のボーナス商戦に関するアンケート」のITデジタル家電の購入意欲ランキングによると、「パソコン」が全体の12.7%を占めトップ、次いで「スマートフォン」が8.2%、「タブレット端末・電子書籍端末」が6.2%で3位だった。
タブレット端末は前年の8位から躍進した。アップルの「iPad mini」をはじめグーグル「Nexus7」やアマゾン「Kindle Fire」シリーズなど7インチ台の人気タブレット端末が日本市場でも出揃い、競争が激しくなっていることが消費者の購入意欲の大幅増加につながっている。
電子書籍端末でも、アマゾンの「Kindle Paperwhite」や楽天の「kobo」シリーズなどが、消費者を刺激した。
なお、調査は全国の20歳以上の就業者1150人を対象に、インターネットを通じて聞いた。