民主党政権への審判を最大の焦点とした第46回衆院選の投票は2012年12月16日投開票が行われ、自民の議席は過半数(241)や絶対安定多数(269)を大幅に上回り、政権奪還を確実にした。
最終的には300議席近くまでに達する勢いとみられる。また連携する公明党と合わせると全議席の3分の2に当たる320議席を確保することが確実となった。
一方、民主党は公示前勢力(230議席)の3分の1以下、09年総選挙時(308議席)との比較では2割前後の70議席程度まで激減する見込み。第三極の日本の維新の会は50議席前後になる模様という。
衆院の全議席は480で、過半数の241で首相指名選挙を制して与党となり、269の絶対安定多数に達すると、17ある常任委の委員長ポストを独占したうえ委員の過半数を得ることができる。
また、自民・公明で3分の2の320議席を獲得した場合、参院で否決された法案を衆院で再可決が可能になる。