名古屋市交通局は、2012年11月にバス内で「ふざけるな」「辞めてやる」などと暴言を繰り返し、乱暴な運転をした男性運転手(38)を12月13日に局長文書訓戒処分にした。
この運転手は運行前に乗客から「早く出発しろ!」などときつい口調で注意されたことにストレスを感じ、強い口調の独り言をつぶやき、それがマイクを通して車内に伝わった。また、急発進など乱暴な運転を行ったため、乗客は恐怖を感じ10人のうち1人を残して下車するという事態になった。ただし、こうした運転は出発から6分間だけだったことと、これまで勤務に特に問題がなかったことなどを考慮し、軽い処分にとどめた。