ラジオ体操日課、海外からの訪問団激励 学会池田名誉会長に「健康回復」説

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   2010年頃から公の場に出ることが減り、脳梗塞などの健康不安説が絶えなかった創価学会の池田大作名誉会長の「健康回復説」が浮上している。

   香峯子(かねこ)夫人が月刊誌に寄稿した内容によると、ラジオ体操を日課としており、海外からの訪問団を激励したりしているというのだ。

「脳梗塞で車椅子」説も出ていた

   池田名誉会長の健康状態をめぐっては、2011年2月に週刊新潮が

「創価学会名誉会長『池田大作』は『脳梗塞で車椅子』と講演した『星浩』朝日新聞編集委員」

という見出しで健康状態を報じたほか、11年10月には週刊文春が、池田氏が入院している病棟の看護師を名乗る人物の証言をもとに、池田氏の健康状態を報じている。創価学会では、新潮の記事には抗議しており、文春記事の内容は「事実無根」としているが、池田氏の健康状態についてはノーコメントを貫いていただめ、健康不安説は消えないままだった。

   それから1年以上が経った12年12月になって、池田氏について「元気」だとはっきり綴られたエピソードが披露された。

   12月10日に発売された「文藝春秋」13年1月号で、香峯子夫人が「作家、松本清張との対話」と題して寄稿している。寄稿は、文藝春秋1968年2月号で池田氏と松本清張氏が対談した時の様子を振り返る内容が大半なのだが、注目すべき点は、

「かつて肺を患い、『30歳まで持たない』と言われた主人は、お陰さまで85歳を迎え、いよいよ青年とともに進むのだと元気です。ラジオ体操を若い人たちと一緒にするのが、今も日課となっています。先般も、来日中のアフリカ10ヵ国の青年たちに会って激励しました」

という箇所だ。この記述が事実だとすると、かなり健康状態は良好だと言えそうだ。創価学会広報室によると、アフリカの青年を激励した様子は、機関紙「聖教新聞」の9月12日付け1面でも報じられたという。

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