産業能率大学が2012年12月11日に発表した年末恒例の「社長が選ぶ今年の社長」で、日本航空(JAL)の稲盛和夫名誉会長が選ばれた。
調査は、従業員数が10人以上の企業経営者(経営トップ)565人を対象に行われ、445人が回答した。稲盛氏は113票を集め、2年連続で1位だったソフトバンクの孫正義社長(108票)を僅差で上回った。10年1月の経営破たんから2年8か月で再上場にこぎ着けた経営手腕が評価された。3位以降はファーストリテイリングの柳井正会長兼社長(47票)、トヨタ自動車の豊田章男社長(45票)が続いた。