日本共産党は2012年12月10日、マスコミ各社に「各党の獲得議席予想」の報道を中止するよう文書で要請した。
しんぶん赤旗によると、要請文は「『議席予想』の基礎となる世論調査は各社独自の方法によるもので絶対的な判断指標ではない」「有権者は自らの選択が議席に結びつくかも含め選挙終盤まで政党・候補者を選び、大きく変化しうる」と指摘し、「国民の判断をゆがめ、政党にとっては『選挙妨害』」と述べているという。
なお、各社は予定通り12月11日、世論調査に基づいた各党の獲得議席予想を報じた。
また週刊現代の12月12日発売号は、独自に入手したデータとして、全国紙2紙などの世論調査の選挙区ごとの「非公開ナマ数字」を掲載している。