「女性スキャンダルをもみ消した」と週刊誌で報じられた(所属事務所は全面否認)オリエンタルラジオの藤森慎吾さん(29)。その藤森さんとの交際をテレビ番組内で認めたTBSアナ・田中みな実さん(26)が2012年12月9日、同局の「サンデー・ジャポン」(サンジャポ)に出演した。
恋人のスキャンダルに関する田中アナのコメント目当てにチャンネルを合わせた視聴者も多かったようだが、爆笑問題ら共演者すべてがこの問題を完全スルー。ネット上では「(爆笑問題の)太田もチキン野郎だったのか」といった失望のブーイングが相次いでいる。
番組始まる前からネットで発言に注目
藤森さんの女性スキャンダルを報道したのは週刊文春の12月6日発売号。記事の内容を簡単に振り返ると、藤森さんは12年6月、20代のモデル女性と知り合いホテルで性行為をし、女性はその後妊娠する。これをめぐって女性は藤森さんと金銭交渉を重ね、藤森さんは10月に中絶費と慰謝料として計350万円を支払った。
女性はその際、交渉の証拠を残そうと写真誌「フライデー」に取材を依頼し、フライデー側は写真撮影や録音も行った。フライデーは藤森さんに直撃取材を試み、それを知った所属事務所の吉本興業は醜聞をもみ消すためのバーターとして、藤森さんとの恋仲が噂されていた田中アナとの2ショット写真をフライデー側に撮らせたという。
この記事が掲載された週刊文春発売から2日後の12月8日、藤森さんは著書「藤森慎吾 東京のチャラうぃ↑店」の発売を記念して「サイン本お渡し会&握手会」を渋谷区内で開いたが、握手希望の列は予定時間(45分間)の15分前に途切れて終了。スポーツ紙記者らが詰め掛けたものの、取材対応は一切なかった。
文春報道は果たして本当なのか? 文春記事によれば、藤森さんと交際中の田中アナは、中絶醜聞もみ消しの「見返り」として、フライデーの2ショット写真を撮られた被害者でもある。藤森さんが記事に対して沈黙している以上、田中アナがコーナーを持ってレギュラー出演する「サンジャポ」での発言に注目が集まるのは当然の流れだった。
「サンジャポで出演者がどう発言するか気になるぜ」
「おそらく完全スルーだろう」
「サンジャポも本当にヤバイ身内のスキャンダルには触れようとしないからなぁ」
ネット上には番組開始の午前10時の1時間ほど前からこうした書き込みが増え始め、中でも爆笑問題の太田光さんの空気を読まない発言への期待から、「太田が藤森のこと、(田中アナに)突っ込むか見もの」といったコメントが多かった。