野田首相陣営、街頭でビデオ映像流す 公選法違反の可能性も

    野田首相(千葉4区)の陣営が総選挙公示日の2012年12月4日午前、習志野市のJR津田沼駅前で出陣式を開いた際、首相は福島での遊説で不在のため、首相のメッセージを撮影したビデオを流していたことが分かった。読売新聞が12月9日付朝刊で報じた。

総務省「公選法抵触の恐れ」

   同紙によると、首相のビデオメッセージは「残念ながら地元に戻ることはできませんが、私がいない間もライバルに負けないようお支えをいただきますようお願い申し上げます」といった内容だった。 公選法では「選挙運動のために(中略)スライドその他の方法による映写等の類を掲示する行為は禁止行為に該当する」としており、総務省選挙課の解釈では「一般的に、選挙運動でビデオメッセージを使うことは公選法に抵触する恐れがある」という。

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