サッカーJ1、コンサドーレ札幌の中山雅史選手が2012年12月4日に会見を開き、現役引退を表明した。
静岡・藤枝東高から筑波大を経て、1990年にヤマハ発動機(現J1・ジュビロ磐田)に入団。チームの中心選手として活躍し、98年に最優秀選手、また2度の得点王に輝いた。
1998年、日本がW杯に初めて出場したフランス大会では、ジャマイカ戦で日本選手初ゴールを決めた。2002年の日韓大会でも代表に選ばれた。
2010年に磐田から札幌に移籍してからは両膝の故障に悩まされ、満足にプレーできない状態が続いた。2012年11月24日の横浜Fマリノス戦が、公式戦最後の出場となった。45歳まで現役を続け、通算157得点はJ1最多を誇る。