保育士「赤ちゃんを必ず泣き止ます方法はない」
子供3人の父親とはいえ、母と子のコミュニケーションや育児方法まで論じるのはいかがなものか。
「子供が泣き止まないのは母親の愛情不足」と言わんばかりの水野氏の主張には、
「子育て経験豊富な母親なら赤ちゃんは泣かない、なんてことはありません。懸命に子育てしている母親に失礼では?」
「そんなに自信があるのなら育児教室でも講演会でも開いてください。例のコラムでは、母親はずっとあやしていた、と書いてありましたよ」
など批判的な意見がネット上に並んだ。
ところで、気圧などが変化する飛行機内で赤ちゃんが泣き続けるときはどのように対応すればいいのか。水野氏が薦める③の方法や、「魔法を可能にする母親の愛」で泣き止むのだろうか。
J-CASTニュースは東京都江戸川区内の保育園「保育広場フェープラース 船堀駅前園」に聞いてみた。生後6か月の乳児から就学前児童まで受け入れている施設だ。母親でもある同園の保育士さんによると
「赤ちゃんが飛行機で泣き続けた場合、一番いいのは水分補給で、お菓子などを口に含むことも効果的です。泣いても母親が焦らず、どっしり構えていることも大切です」。
ただ、絶対の方法はないといい、「なにしろ相手は赤ちゃんですから、泣きやますのは本当に難しいことなのです」と話した。