柔道男子アテネ・北京両五輪金メダリストの内柴正人被告(34)が、準強姦事件の公判で、合宿中だけで教え子3人と性行為をしていたことを明かした。うち被害者を含め2人とは1晩で行為に及んでおり、その乱れた実態にあきれる声が上がっている。
東京地裁で2012年11月28日にあった第5回公判では、報道によると、内柴正人被告は、2か月前の初公判のときとは様変わりしていた。
性的にかなり露骨な内容を法廷で証言
か細い声で答えるようなことはなく、身振り手振りを加え、時折笑みを浮かべながら雄弁に弁護側の被告人質問に答えた。身体も一回り太った印象だったという。
内柴被告の弁解は、覚悟を決めたかのように、性的にかなり露骨なものだったようだ。大学女子柔道部の教え子だった被害者女性側は、ホテルで寝ていたところいきなり襲われたと主張したが、内柴被告は、それを否定して改めて無罪を主張した。その根拠として、ホテルに帰る前に部員らと同席したカラオケ店での様子を詳細に語った。
各メディアが報じたところだと、内柴被告は、カラオケの途中でトイレに行ったとき、外に被害者がいて抱きついてきたためキスをしたと証言した。カラオケルームに戻ると、被害者は内柴被告の股間を枕にして頭を押しつけてきたため、勢いで陰部を出すとフェラチオしてくれたという。それもやり方に特徴があったと、リアルに説明した。
内柴被告は、誘われたとその気になってホテルにおぶって帰ると、被害者の部屋でそのままベッドに腰掛け、内柴被告が体を回して被害者にキスをした。被害者は、さらに内柴被告の求めでフェラチオし、「奥さんいるのにいいんですか?他の女子部員ともしたでしょう」とじらすようなことを言いながら性行為に応じてきたとした。
もっとも、被害者側は、カラオケ店では酒に酔って寝てしまっていたと主張。公判に出廷した内柴被告のコーチらも、カラオケ店でのフェラチオなどは見ていないとしている。
被害者と性行為の後、隣室で別の教え子と・・・
内柴正人被告は公判で、被害者と性行為をした後、なんと隣室の別の教え子とも関係していたことを認めた。
この教え子は、内柴被告に2、3度告白してきたことがあるといい、フェラチオをした後に、性行為に及んだとした。教え子について、「嫌がりはしませんでした」と法廷で語ったという。
報道によると、教え子は、警察に一度被害届を出したものの、抵抗しなかったことに罪悪感を覚えて取り下げたという。当時の状況については、被害者と同様に、目を覚ましたときはすでに襲われていたと言っているそうだ。
この事件では、2012年11月29日に今度は検察側の被告人質問が行われた。
そこで、内柴被告は、追及を受けていらついた様子だったといい、「キスはどちらから?」との質問には、「あうんの呼吸」などとあいまいに答えた。カラオケ店での席順などを聞かれても、「覚えていない」といった答えを連発したともいう。
ところが、自らの性行為については雄弁で、この日放送のフジテレビ系「知りたがり!」によると、合宿中には、事件の前々日にもう1人の教え子とも行為に及んでいたことを明かしたというのだ。つまり、合宿中に3人と関係していたことになる。
内柴被告は、大学でバイブレーターやコンドームなどを保管していたとする一部報道も出ており、ネット上では、その絶倫ぶりに驚きの声が上がっている。
ただ、教え子に次々に手を出したことについては、内柴被告は、後悔しているとして、「死のうと思った」などと公判で話していたという。