東京電力は福島第一原子力発電所の事故に伴う除染や賠償、廃炉の業務を統括するために2013年1月に設立する「福島復興本社」を、福島県楢葉町の「Jヴィレッジ」に置く方針を固めた。2012年11月29日に発表する。
復興本社が担うのは、賠償や除染への対応のほか、避難している人の帰宅支援など。東電は福島での業務に携わる社員を約500人増員し、4000人体制とする計画。
Jヴィレッジは福島県や東電も出資する企業が所有するスポーツ施設。楢葉町と接する広野町にまたがっていて、合宿施設や事務施設も整っている。