「国政にかかわりたければ辞職せよ」
「橋下市長や松井府知事が国政にかまけて東奔西走するのは『職務専念義務』違反だ」
政治評論家の板垣英憲氏は11月27日、こんなタイトルの文章を自らのブログに掲載した。
板垣氏が「職務専念義務」違反と記したのはもちろん、法的な意味合いではない。首長としての道義的な姿勢を追及したもので、
「もし、全国を駆け巡っているとき間に、大阪市内、府内で天災や大事故が発生したとき、市民、府民の生命財産を守るためにすぐに指揮が取れるのか」と橋下氏らを批判した。
「行政の首長は在任中、市民、都道府県民のために職務専念しなくてはならず、国政にかかわりたいのであれば、首長の座を辞して行うべきである」
解散日以降の橋下市長の行動をめぐっては、ネットの掲示板などにも多くの声が相次いでいる。
「給料泥棒とはこのこと」「大阪市民、とことんなめられてるな」という批判と、
「特別職なんだから何も問題ナシ」「国を変えんと大阪も変わらん」といった意見がぶつかりあっている。