30代の投票率、前回より2割以上増
ツイッターやネットの議論が後押ししたのか、それともダブル選で盛り上がったのか、知事選も市長選も投票率はいずれも前回を超え、中でも市長選は17.31ポイント増の60.92%。20代から50代までの全年代で16ポイント以上も上回り、特に30代の投票率は前回より20.8ポイントも増えた。選挙結果は、ツイッターやネットで評価が高く、無党派層の取り込みに成功したとみられる橋下氏の圧勝だった。
この大阪ダブル選でも明らかなように、公選法をよそに、このところ地方選では急激にネット規制の有名無実化が進む。
2年ぶりの国政選挙となる12月16日投開票の衆院総選挙。「公選法に違反せずに、何とか上手にネットユーザー層を取り込む方法はないものか」。全国の司令塔となる各政党本部の担当者は知恵を絞りながら、12月4日の公示日を迎える。