大阪地下鉄の券売機で10円の釣銭が100円で支払われる 「多いと申し出た人はゼロ」の衝撃

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釣銭をネコババするのは全国共通?

   ネットでは「さすが大阪人の本領発揮www」などと盛り上がる一方で、切符の釣銭はめったに確認しないし、多少多く支払われても気付かないのではないか、などといった議論がぶつかっている。

   関東の自治体の交通局に話を聞いてみると、券売機の釣銭は10円と100円をそれぞれ別のボックスに入れてセットするが、10円玉より100円玉のほうが小さいため、誤って10円のボックスに100円を入れてしまうと、ボックスの10円を出す穴を通って支払われてしまうことになる。こうした10円と100円の入れ間違いは大阪に限らず、他の地域でも起こっているのだそうだ。

   過払いを申し出る人についてはこう説明した。お釣りを一枚一枚確認する乗客は少ないし、仮にお釣りが多いと分かっても、それが券売機のトラブルなの何なのか分からない。駅員に問い合わせる時間が無い忙しい人もいる。

「大阪のようにゼロというのもどうかと思いますが、まぁ、釣銭が多い場合は申し出る人はめったにいない。困ったことですが、それが現状だと思います」

と交通局の担当者は話している。

   ちなみに大阪の淀屋橋駅は大阪市のビジネスの中心部、中之島エリアに面し、駅周辺には日本生命や三井住友グループの本店、日本銀行大阪支店などがひしめく。大阪市役所まで徒歩2,3分ということもあり、一般市民の利用客も多い。

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