シャープは2012年11月20日、8月28日に公表した希望退職の募集について、2000人程度の募集としていたところ2960人の応募があったため、11月14日の応募締め切りを11月9日に前倒ししていたことを発表した。退職日は当初の発表通り12年12月15日となる。これに伴って発生する費用は計約253億円で、13年3月期の決算で特別損失として計上する予定としている。
シャープは1950年以来、人員整理しないことを方針としてきたが、深刻な業績悪化を受け、12年8月2日、奥田隆司社長が国内外で約5000人の人員削減に踏み切ると発表していた。