「差別表現使わなきゃ橋下批判できないのか」
インターネット上では、天声人語を読んだ人の「橋下の髪型を皮肉った下品な一文。これが朝日の看板コラムなのだから呆れる」「橋下を貶めるために『年の差婚をした、したたかな女のよう』という言葉を選択するセンスが気持ち悪い」「橋下徹氏の髪型批判から始まって、『じじごろし』と結論づける今朝のコラムは、希代の悪文として名を残すだろう」など、非難のコメントが多く書き込まれている。また、「『じじごろし』『何が目的か分からない年の差婚をした、したたかな女のよう』(山本貴代)これって女性蔑視の潜在意識がないとでてこないよね」「女は生きるためには歳の差なんて気にせずに金のために結婚する。ってこの文章言ってるよね?信じられないゴミ新聞だな」と、女性差別ではないかという指摘もある。
橋下氏と朝日新聞については、週刊朝日の連載に起因する騒動が記憶に新しい。橋下氏の出自について書かれた連載の初回に橋下氏が激怒、朝日新聞社と朝日放送記者からの質問を一時的に拒否していた。週刊朝日は連載を中止、編集長が更迭されるという問題に発展した。
この騒動と今回の天声人語の内容を絡めて、「橋下の批判するのに何かしらの差別表現使わないと何も書けないのかよwww」「相変わらず差別が好きな新聞社ですな」と揶揄するインターネットの書き込みもあった。
なお、橋下氏は天声人語の内容についてツイッターなどで言及していない。
ちなみに朝日新聞は18日の朝刊で、維新と太陽の合併合意については1面トップ、第1社会面をほぼ全面つぶすという破格の扱いで報じている。