東日本大震災が影響した経営破綻が、2012年11月19日の時点で1001件に達した。東京商工リサーチが公表した。
内訳は、「倒産」が968件で、現時点で倒産に集計されない「事業停止」や「弁護士一任」「破産準備」などの「実質破綻」が33件だった。
1995年の「阪神・淡路大震災」では、発生から1年8か月目の倒産件数が累計219件、月次では10件前後で推移していたのに対して、今回の東日本大震災では現時点で倒産が約4.4倍、月次では平均41件のペースで推移した。
産業別では、製造業が246件(構成比24.5%)で最多となった。次に宿泊業・飲食店などを含むサービス業他が235件、卸売業188件、建設業147件、小売業78件と続く。